「前兆やサインに振り回されて疲れる」
「相手の行動すべてに意味をつけてしまう」
「スピ動画を見ていると不安が増す」
こうした“スピ疲れ”の背景には、
認知バイアス(思考のクセ) が関わっています。
認知バイアスは、
人が物事を判断するときに生じる“ゆがみ”のこと。
これは
誰にでも起きる脳の仕組み であり、
あなたが弱いからでも、依存しているからでもありません。
ここでは、
スピ疲れを強める認知バイアスを
やさしく整理していきます。
認知バイアスは「脳が省エネしようとする時」に強くなる
人の脳は、
大量の情報を一つ一つ丁寧に判断するのが苦手です。
そのため、“早く答えを出すための近道”として
認知バイアスを使います。
しかし、スピに疲れてしまう多くの人は
- 不安
- 孤独
- 曖昧な状況
- 恋愛の不確実さ
- 自己否定
といった状態にいるため、
このバイアスが普段より強く働きやすいのです。
スピ疲れを加速させる認知バイアス(代表的な4つ)
1. 確証バイアス(信じたいものだけ集めてしまう)
一度「これはサインかも」と思うと、
- エンジェルナンバー
- 夢の内容
- 偶然の一致
- 相手の投稿
- タイミングの重なり
など、
“信じたい情報” ばかり集めてしまいます。
これは自然な反応で、
恋愛中・不安・孤独の時ほど強く出ます。
2. 意味づけバイアス(何かに意味を見出したくなる)
人は不安な時ほど
曖昧な出来事に“意味”を求めます。
- この夢には意味があるはず
- この偶然は必然かも
- 相手の冷たさも魂の課題
こうした“意味づけ”が重なると、
現実のコミュニケーションより
物語のほうが強く見えてしまいます。
3. スコトーマ(見たいものしか見えなくなる)
これは“心理的な盲点”。
- 都合の良い情報だけ拾う
- 都合の悪い情報は無意識に排除
- 調子がいい部分だけ見る
ツインレイや前兆系では、
このバイアスが強く働きます。
脳が“今の苦しさを正当化するための情報”しか
見えない状態になってしまうのです。
4. アポフェニア(関係ないものに関連性を見る)
これは
“ランダムな出来事にも意味を感じてしまう現象”。
- 同じ時間に目が覚めた
- 同じ数字を見た
- 相手の投稿が自分宛に見える
- 偶然の一致を運命だと思う
疲れている時ほど
“全部つながって見えてしまう” のは
この仕組みです。
認知バイアスは「あなたを守るため」に働いている
実は、認知バイアスは
あなたを傷つけたいわけではなく、
「不安を減らし、脳の負担を軽くするため」
に働いています。
ただ、その過程で
“意味の世界” に迷い込みやすくなるだけ。
あなたのせいでも、
性格の問題でもありません。
認知バイアスによるスピ疲れを軽くする3つの方法
1. 「あ、いまバイアス発動してるかも」と気づく
気づくだけで、
バイアスの力は30〜40%弱まると言われています。
意味を否定しなくていいので、
「今ちょっと不安だから、意味づけが強くなってるだけかも」
と声をかけるだけでOK。
2. “意味づけを保留”にする
あなたのメディアの核になる考え方。
前兆、夢、偶然を、「保留」にしておく。
- 否定しない
- 肯定しない
- いったん横に置く
これが最も優しい距離の取り方。
3. 身体を動かし、思考を“今ここ”に戻す
スピ疲れは、思考の暴走。
身体の感覚を取り戻すと
脳は自然と落ち着きます。
- 深呼吸
- 散歩
- お風呂
- 朝日を見る
- 料理をする
これだけで「思考の渦」から抜けやすくなる。
ミナトの小さな体験談
僕自身も、
前兆やサインの情報に振り回され、
毎日検索し続けて疲れ果てた時期がありました。
でも、認知バイアスの仕組みを知ってから、
「これは脳の自然な反応なんだ」
と視点が変わり、
“意味の渦”から少しずつ抜けられました。
あなたも同じように、
ゆっくり現実に戻っていける力を持っています。
頭の中で意味づけや不安が止まらないときは、
ひとりで整理するのが難しい場合があります。
僕自身も、誰かに話を聞いてもらうことで
思考の渦から抜け出せた経験があります。
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まとめ
認知バイアスは
スピ疲れを生む“裏側の仕組み”ですが、
それはあなたの心を守るための働きでもあります。
自分を責めず、
意味づけを保留しつつ、
身体感覚を戻していく。
これが“回復の最短ルート”です。